最新 「古い旅日記」裏磐梯クルマ旅 その2


夕方5時まで滑る。気温が高いので日中はザラめ状の悪い雪質だったが、夕方4時半ころになると気温が下がり、日陰にもなるということで、雪質も滑りが早くなり、雪面もはっきり見取れなくなるので危険度が増すのだ。

 夕方5時半に下山して、宿の国民休暇村へ向かう。宿には私も含めて11人の宿泊客。パンフレットを見ると2月が最もお客が少ないということだ。夜8時就寝。

 

猫魔スキー場ロッジ

猫魔スキー場頂上からの景観



2日目

 朝6時起床。昨日とは一転、外は吹雪の悪天候。これでは予定が全くくるう。本来ならば表磐梯の猪苗代スキー場で湖を臨みながら午前中滑る予定だったのだ。

 車にチェーンを巻き宿を出発。檜原湖の様子を見ようと周回道路を走る。しばらくすると、太陽が出てきて天気が回復してきた。雪は1メートルくらい。猪苗代湖の湖面にはワカサギ釣りの小屋がポツリぽつり点在する。道路を除雪のブルドーザーが走ってたりする。道幅は半分なので、車がすれ違うのはかなり困難である。スポーツカーで雪の道路に動きがとれなくなっている姿がここにもあった。車高調のスポーツカーで雪山に来る人には呆れます。

 そんなわたしは、帰り道で事故に遭遇した。スピードは出していなかったが、なんと、緩い下り坂でスリップ。180度回転して、尻を振り側壁に衝突してしまった。対向車はなかったが、車はダメになるだろうと一瞬思った。しかし、幸運にもコンクリートの壁を外し、後輪を脱輪したに留まった。地元のトラックのおじさんが、観光客と思って後ろを押してくれたので、おかげさまで無事脱出。前輪駆動車は、特に下り坂が危ないという教訓を得た。

 

 

事故の状況

 

千ェーンを巻いていたので油断して、アクセルを吹かしすぎたのが原因と考えられる。ノーチェーンならば慎重になりスピードをもう少し抑えていたと思う。過信は禁物ですね。