My favorite old architecture in Tohoku Japan

東北の擬洋館

明治の心意気が感じられます。

地元の大店と棟梁が意気に感じ、みよう見まねで作った貴重建築です。お雇い外人の建築も混じってます。

 

 

① 旧清藤盛美邸 青森県 南津軽郡 「清美園」。1階は庭園を見渡せるように縁側を廻した純和風の意匠に対し、2階は東北角に八角形のドーム屋根の塔屋が配置され独特の景観を醸し出している。設計・施工は、地元の宮大工であり、また堀江佐吉の下で洋風建築の腕も磨いたといわれる西谷市助。

青森県弘前市 「東奥学院宣教師館」県内で最初に開校した私学校・東奥義塾が、外人教師の住居として建設。現在の建物は明治33年(1900)に再建されたもの。

宮城県 石巻市 石巻ハリストス正教会教会堂は明治13年1880年)。現存する木造教会堂建築としては日本最古のもの。昭和53年(1978年)の宮城県沖地震で被災したが現在地に移築・復元され、平成23年(2011年)の東日本大震災でも大きく損壊したが、平成30年(2018年)10月に復元工事が完了しました。