My favorite old architecture in Tohoku Japan 3

秋田県鹿角郡小坂町「旧小坂鉱山事務所」。明治38年に建てられたルネサンス風洋風建築。木造三階建、内部のラセン階段が眺められる。

山形県鶴岡市、鶴ヶ岡城の三の丸、荘内藩主の御隠殿となっていたところ。 「酒井氏庭園」や明治の擬洋風建築物を移築。館内には民具のコレクションを展示しています。

山形県鶴岡市「致道博物館」。大正時代に建てられた、赤いドームと白壁が特徴の洋風建築。 人物資料館として公開され鶴岡が生んだ多くの偉人たちの資料を展示。 



My favorite old architecture in Tohoku Japan 2

東北の擬洋館

現代建築には無い、人間の温かみ=叙情が感じられます。

宮城県登米市 明治中期の小学校(国指定重要文化財建築物) バルコニー、廊下欄干は和洋折衷。昔そのままの机、足踏み式オルガンが郷愁を誘います。

同じく、登米市の明治の警察署の建物。

山形市霞城公園に移築された、明治11年(1878)に建てられた県立病院「済生館」。現在は「山形市郷土館」。ドーム型大屋根、3層楼、14角形の回廊はなかなか凝ってます。これぞ、擬洋風建築。ドイツ人医師による診療が行われ医学教育の場所でもありました。


 

My favorite old architecture in Tohoku Japan

東北の擬洋館

明治の心意気が感じられます。

地元の大店と棟梁が意気に感じ、みよう見まねで作った貴重建築です。お雇い外人の建築も混じってます。

 

 

① 旧清藤盛美邸 青森県 南津軽郡 「清美園」。1階は庭園を見渡せるように縁側を廻した純和風の意匠に対し、2階は東北角に八角形のドーム屋根の塔屋が配置され独特の景観を醸し出している。設計・施工は、地元の宮大工であり、また堀江佐吉の下で洋風建築の腕も磨いたといわれる西谷市助。

青森県弘前市 「東奥学院宣教師館」県内で最初に開校した私学校・東奥義塾が、外人教師の住居として建設。現在の建物は明治33年(1900)に再建されたもの。

宮城県 石巻市 石巻ハリストス正教会教会堂は明治13年1880年)。現存する木造教会堂建築としては日本最古のもの。昭和53年(1978年)の宮城県沖地震で被災したが現在地に移築・復元され、平成23年(2011年)の東日本大震災でも大きく損壊したが、平成30年(2018年)10月に復元工事が完了しました。




多他太 短 歌  田岡文子(山口組三代目姐)  短歌

吹きすさぶ嵐に耐えて寒椿紅鮮やかに花開くまで


山口組三代目組長田岡一雄が日本刀で殺人事件を起こし、懲役八年の
実刑で入獄した時に、一雄には愛人が何人もいた。妻の文子は刑務所
に何度も面会に行っているが、あるとき、「わたしか、他の愛人か、
決めてください」と田岡に迫った。田岡は返事に困り、「ん~ン」と
唸っていたとき、立ち合いの刑務官が田岡に向かって「何とか言えよ、
時間がくるぞ」と言葉をかけた。とうとう田岡は「おまえのこと好き
やしなー」と言った。その一言を聞いて、文子は「ようし、分かった。
八年待ったる」と覚悟を決めたそうである。刑務所を転々とする間に
何人もいた愛人も一人去り二人去りしていった。もともと無為徒食な
遊び人など文子は嫌いだったのだが、いつしかその世界の人になって
いった。    (山之内幸雄 チャンネルより)
 
 
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